腰痛について
腰痛について
「ふつう、接骨院のブログというのは、もっと皆さんのお役に立つ、健康ブログとか美容ブログなどを綴るものなのではなかろうか!」
先日、いつもの様にしょうもない(コラ!)もとい、たわいもないブログを書こうとiPadを前にして、上記の天の声が降りてきて、しばらく考え込んでしまいました…
なんだか、いつも、すみません…
そういう事で!
今回は接骨院ブログらしく、少し真面目に身体の事についてお話したいと思います。
腰痛について
今回は『腰痛』についてです。
『腰痛』でお困りの方は多いと思います。
そもそも、人間が二足歩行を始めた事が腰痛の始まりだと言われているので、誰しもに起こり得る症状だと言えます。
オフィス伊丹でも、『腰痛』は来院理由のナンバー1です。
ただ、一言で『腰痛』と言っても、沢山の方々のお話を伺っていると、その症状は本当に人それぞれ、十人十色だなと実感します。
腰痛 - 痛む場所 -
例えば “痛む場所” 。
意外と、人が『腰』と表現する範囲は広いんです。
左右はもちろんの事
上は肩甲骨の辺りから、下はお尻の辺りまで
中央の背骨寄りと脇腹の方にまで至ります。
腰痛 - 痛み方 -
“痛み方” も違いますね。
・ズキズキ痛む
・鈍く重い感じが続く
・しびれを伴う
いろんな方がいらっしゃいます。
腰痛 - 痛むタイミング -
“痛むタイミング” も異なります。
・常に痛みを感じている
・特定の動作をしようとすると痛む
・朝痛くて少しずつマシになる
・夕方や夜、疲れが溜まると痛む
などなど、本当に様々です。
これは、痛みが出るまでの過程ーー例えば、日常よくしてしまう動作やクセ、仕事上どうしてもしなければならない姿勢などが、かなり関わってきます。
つまり…
例え、同じ様に見える症状であっても、痛みが出るまでの過程の違いで、治るまでのプロセス、施術のアプローチやお勧めする体操、などなど、重要な事が異なってくるのです。
オフィス伊丹の問診が長い理由は、ここにあります。
オフィス伊丹では、表面だけを見るのではなく、患者さんと一緒に痛む所を根本から改善していく事を心掛けています❗️
腰痛 - 家での対処法 -
次に『腰痛』の初期手当てについてお話しします。
急性腰痛の場合
まずは、『腰痛』で急性の場合。
例えば、何か重たいものを持ち上げようとして “ギックリ” となってしまった、
くしゃみをした瞬間 “ギクッ” ときた、などは、その痛む場所で炎症が起こっていると考えられます。こういう急性の腰痛は、即「冷やし」ましょう!
(炎症の有無の判断は、手の甲を患部に当てて、左右で比較しましょう。
また、冷やして気持ち良いと感じたなら、まず炎症が起きていると考えて間違いないでしょう。)
日本人は特に、身体を冷やす事に抵抗を覚える方も多いと思います。
しかし、炎症部分を「冷やす」事は、皆さんの危惧する「冷え」とは異なります。
氷などで一気に炎症を抑える行為なのです。
(ちなみにホドホドの寒さに長時間さらされると「冷え」となってしまいます)
氷のう(もしくは厚めのビニール袋)に一回洗った氷を入れ、空気を抜いて口を縛ったもので患部を15〜20分ほど冷やします。
30分〜1時間ほど休憩して、再度冷やします。これを数回繰り返します。
氷がなければ、冷凍庫でカチカチに固まってしまわないジェルタイプの(アイスノンの様な)保冷剤を薄いガーゼやキッチンペパーなどで包み、それを使ってもOKです。
炎症は、発症後48時間はじわじわ出てくるので、痛み始めて2日間は「冷やす」事をメインに、また、再び炎症が強くならない様に、痛めた時と同じ動作や激しい動きをしない様に気を付けます。この作業だけで、だいぶその後の様子が変わってくると思います。
48時間以降は、腰に負担をかけてしまったなという後や、入浴後に急性期と同様に冷やす様に心掛けます。慢性の鈍い重さや痛みがある時も同様です。
安静ばかりでも身体が固まってきてしまいますので、少し身体を動かして循環を上げ、動かしやすいしなやかな筋肉を目指すと共に、まだ炎症が起きやすい患部のケア(冷やす)を怠らない事が大切です。
様々な対処法がありますが…
先日、日曜日の『世界一受けたい授業』でも腰痛が取り上げられていましたね。
紹介されていた体操や早歩きなど、良いなと思う事は、予防という意味でも、続けてみる事が大切ですね。(詳しい内容は、番組ホームページを見てみて下さい。)
ここで紹介されていた体操にワンポイント プラス!
腰痛の原因の中に “反り腰 ”というものがあります。
女性でヒールを履く機会が多い方や、モデルさんは反り腰になりやすいと言われています。
いわゆる、背中のS字カーブをぐっとCの字に反らせた様な状態です。
こういう腰の状態の方は、番組内で紹介されていた体操をする際、おへその下(丹田)辺りにグーッと力を入れて、後ろから手で押す力に抵抗してみて下さい。
腰が必要以上に反る事が無くなり、より安全に行えると思います。
腰痛はいろんなタイプがありますよ
腰については、まだまだ書きたい事があるのですが、かなり長くなるので、今回はこの辺りで終了します。
何か質問がある方は、いつでも遠慮なくお尋ね下さいね❗️
防災の意識
さて、今週のオフィス伊丹の看板は、東日本大震災と防災グッズについて、です。
2011年から6年、“もう” なのか、“まだ” なのか。
東日本大震災以降も、各地で大きな地震が現実に起こっています。
今一度、防災グッズについて考えてみる良い機会かも知れませんね。
必要な準備は、震災の規模、被害の状態、家族構成などで各家庭、変わってくると思うのですが、総務省が発表しているページがありましたので、書いてみます。
・印鑑・現金
・救急箱・預金通帳
・懐中電灯・ライター
・電池・缶切
・ロウソク・ナイフ
・防災ずきん
・衣類・手袋
・哺乳瓶・水
・インスタントラーメン
・毛布・ラジオ
・食品・ヘルメット
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